
こんにちは!我が家に子猫が来て、今日でついに13日目を迎えました。あっという間の2週間弱でしたが、毎日が新しい発見と感動の連続です。今回は、すっかり我が家の一員となった子猫の最新情報と、先住猫とのじわりと深まる絆、そして友人の話から改めて胸に刻んだ大切な教訓についてお話ししたいと思います。
子猫、順調に成長中!でも…夏バテ?それともお母さん恋しい?
まず、我が家の小さなやんちゃ坊主、子猫の様子から。
来た当初から食欲旺盛でしたが、その勢いは全く衰えません。今日もご飯は爆食い、一回で完食です!目の前にご飯を出すと、あっという間にペロリ。その食べっぷりを見ていると、本当に頼もしく感じます。
気になる体重ですが、先日測ってみたらなんと1.26kgに増えていました!我が家に来た当初の小さな体からは想像できないほど、すくすくと育ってくれています。このまま、大きく元気に成長してくれることを願うばかりです。
トイレも順調で、今日もうんちを2回確認しました。健康状態も良好で、一安心です。
ただ、ここ数日、少し気になる点があります。以前は朝から晩まで元気いっぱいに遊び回り、遊び足りないと可愛らしい声で鳴いて催促していましたが、最近はあまり鳴かなくなってきました。もちろん、それは良いことなのですが、ふと「夏バテで元気ないのかな?」と考えてしまいました。このところ、東京は日中30度を超える日も多く、人間もぐったりするほどの暑さです。小さな体の子猫には、この暑さが応えているのかもしれません。
それとも、もしかしたら「ママがいないから静かなのかな」と、つい考えてしまいます。まだ幼い子猫にとって、お母さんや兄弟と離れて一人になった寂しさを感じているのかもしれません。そう考えると、胸が締め付けられる思いです。
もちろん、元気も食欲もあるので、過度な心配はしていませんが、体調の変化には引き続き注意深く観察していきたいと思います。そして、もっともっと愛情を注いで、寂しい思いをさせないように、と改めて心に誓いました。
先住猫、心からのリラックスと甘えん坊の一面
さて、先住猫との関係についてです。
子猫が来てから、警戒したり隠れたりすることもあった先住猫ですが、ここ数日の彼女の変化には目を見張るものがあります。以前は定位置だったソファの下に隠れることはなくなり、リビングの真ん中でゆっくりくつろぐ姿をよく見かけるようになりました。床でへそ天をして寝たり、キャットタワーの宇宙船で眠ったりと、まさに我が家全体が彼女の安息の地となっているようです。
そして、最も嬉しい変化は、たまに寝ていると私のお腹の上に乗ってきて、甘えてくるようになったことです!子猫が来てからは、甘え方が少し控えめになっていた彼女ですが、こうして自ら私に寄り添ってくれるようになったことは、本当に感動的な出来事です。喉をゴロゴロ鳴らしながら、安心しきった顔で眠っている彼女の姿を見ると、子猫の存在を受け入れ、私たち家族を心から信頼してくれているのだと、改めて感じることができます。この甘えん坊の一面が戻ってきたことが、本当に嬉しくてたまりません。
食欲も安定し、毎日ご飯をきれいに完食してくれます。水もたくさん飲んでくれていて、健康面でも安心できるのは、飼い主として何より嬉しいことです。彼女の心身の安定が、私自身の安心感にも繋がっています。
心に刻んだ教訓:FIPと多頭飼いのリスク
そんな喜びの毎日を送る中、先日、知人から聞いた話に、改めて身が引き締まる思いがしました。
知人の愛猫が、わずか8ヶ月未満でFIP(猫伝染性腹膜炎)で亡くなってしまったというのです。FIPは猫の病気の中でも非常に恐ろしい病気で、発症すると致死率が高いことで知られています。特に若い猫に多く見られる病気で、その原因は猫コロナウイルスが体内で変異することだと言われています。
知人の猫ちゃんは、多頭飼いをしている環境で発症したとのことでした。そして、何よりも辛かったのは、病気の検知が遅れ、助かる命だったかもしれないという後悔です。初期症状を見逃してしまったり、FIPの診断が難しかったりすることも、この病気の恐ろしいところだと改めて知らされました。
この話を聞いたとき、私は聞いただけで泣きそうになりました。我が家にも今、子猫と先住猫がいます。もし、同じことが我が家で起こったら…想像するだけで胸が苦しくなります。
先住猫は猫コロナキャリア。だからこそ、細心の注意を。
実は、我が家の先住猫は猫コロナウイルスを持っていることが分かっています。多くの猫が持っていると言われるウイルスですが、ストレスや免疫力の低下などでFIPに変異するリスクがあることも事実です。
まだ、直接の対面はさせていません。今も別々の部屋で過ごさせ、お互いの匂いに慣れさせ、徐々に距離を縮めていこうと思っています。直接的な接触を最小限に抑え、感染リスクを減らす努力を続けていきます。
知人の話を聞いて、改めて、日々の健康管理がいかに重要であるかを痛感しました。特に、トイレとご飯と水のチェックは怠らないようにしようと、強く心に刻みました。
- トイレ:便の状態(色、形、硬さ、回数)は健康のバロメーターです。少しでも異変があればすぐに気づけるよう、毎日しっかり確認します。
- ご飯:食欲は、体調の変化に最も早く現れるサインの一つです。残したり、食べ方が変わったりしたら、すぐに注意が必要です。
- 水:飲水量の変化も、病気のサインとなることがあります。特に暑い季節は脱水にも注意が必要です。
FIPは本当に恐ろしい病気ですが、早期発見・早期治療、そして何よりも日々の健康管理と、猫にストレスを与えない環境作りが大切だと、改めて教えられました。
焦らず、ゆっくりと、そして注意深く、幸せな未来へ
子猫が来てから13日間。子猫はすくすくと成長し、先住猫も本来の穏やかで甘えん坊な一面を取り戻しつつあります。この短い期間で、本当に多くの喜びと感動をもらいました。
一方で、知人の話を通して、ペットを飼うことの責任の重さ、そして病気の恐ろしさを改めて痛感しました。可愛いだけでは済まされない、大切な命を預かっているのだと。
これからも、焦らず、それぞれのペースを尊重しながら、二匹の猫たちが安心して暮らせる環境を整えていきたいと思います。そして、毎日の健康チェックを怠らず、少しでも異変があればすぐに獣医さんに相談する。この当たり前のことを、決して忘れないようにしようと心に誓いました。
いつか、子猫と先住猫が、何の心配もなく一緒に日向ぼっこをしたり、じゃれ合ったりする日が来ることを夢見て。私たち家族の新しい猫暮らしの物語は、これからも続きます!